こんにちは、國本ひろみです。
「わたしは、かつて3億円の幸せを手にしていました」
という男の人に会いました。
という男の人に会いました。
素晴らしい絵と文字で、
人の心を震わす表現者です。
たけさんは、今から18年前に脳梗塞で倒れ、
言語障害、聴覚障害、右手麻痺、失語症という重い後遺症が残りました。
かつては仲間とバンドを組み
ヴォーカルとギターを担当し、
ライブ活動を精力的に行っていた最中のことでした。
音楽を聴く耳、
歌を歌う声、
ギターを弾く右手、
そして詩を考える言葉という
彼にとって、最も大事なものを、
わざわざ選ぶようにして失い
「もう、死んだ方がましだ」と思ったそうです。
もし、元のように話ができるようになる薬があれば
1億円払ってもいいから欲しい!!
もし、元のように音が聴こえるようになる薬があれば
1億円払ってもいいから欲しい!!
もし、元のように動く右手になる薬があれば、
1億円払ってもいいから欲しい!!
3億円かあ・・・
ムリ・・・。
・・・そして!
気づいたそうです!
ということは・・・
/
言語障害、聴覚障害、右手麻痺、失語症という重い後遺症が残りました。
かつては仲間とバンドを組み
ヴォーカルとギターを担当し、
ライブ活動を精力的に行っていた最中のことでした。
音楽を聴く耳、
歌を歌う声、
ギターを弾く右手、
そして詩を考える言葉という
彼にとって、最も大事なものを、
わざわざ選ぶようにして失い
「もう、死んだ方がましだ」と思ったそうです。
もし、元のように話ができるようになる薬があれば
1億円払ってもいいから欲しい!!
もし、元のように音が聴こえるようになる薬があれば
1億円払ってもいいから欲しい!!
もし、元のように動く右手になる薬があれば、
1億円払ってもいいから欲しい!!
3億円かあ・・・
ムリ・・・。
・・・そして!
気づいたそうです!
ということは・・・
/
かつて自分には、
3億円分の幸せがあったんだ!!
3億円分の幸せがあったんだ!!
\
それ以来、何もかもに感謝があふれ
すべてに「ありがとう」としか思わなくなったそうです。
/
ありがとう
\
しかし、彼にはその言葉を声にすることができません。
そこで、
残った左手で絵が描き
「ありがとう」と書き続け
路上詩人を始められたのです。
それ以来、何もかもに感謝があふれ
すべてに「ありがとう」としか思わなくなったそうです。
/
ありがとう
\
しかし、彼にはその言葉を声にすることができません。
そこで、
残った左手で絵が描き
「ありがとう」と書き続け
路上詩人を始められたのです。
幸せとは
手に入れるものでなく
望むものでなく
なるものではなく
氣づくもの
私は、この話を聞いて、
3億円分の、今の自分の幸せについて考えました。
当然3億どころの騒ぎではない
とてつもない幸せだらけな私です。
五体満足、健康で、
家族みんなも健康で
父も母も、義母も元気です。
子ども達も、無事大きくなりました。
子育てにつまづき
子どもの不登校や引きこもりに悩んでいたけれど
その前に、なりたかった「お母さん」にもなれました。
その前には、なりたかった「お嫁さん」にもなれました。
叶うと忘れてしまうけど
願いは、どんどん叶っていたのです。
そして、
あの日あの時、強く願い、
涙して喜んだ瞬間、
必ず声にした言葉は
「ありがとう」
これからも
失って、気づく前に
ちゃんと伝えたいと思いました。
ところで、たけさんの手相が気になりました。
これが3億円のしあわせに気づき
みんなに気づかせてあげた手かあ!!
手のひらが正方形で、指が短いです。
粘り強く誠実で、ときに大事業を成し遂げる「地の手」
生命線は二重。
九死に一生を得た年齢で、一度途切れています。
しかしながら、もう1本の力強い線がバトンタッチしています。
切れた生命線からは、運命線への橋渡しもあり
それまでの人生のすべてをエネルギーに変えています。
ほんとうに素晴らしい方です。
生きててくださって、ありがとう!!!
たけさんには、ここにいけば、会えますよ
↓↓
3月11日~17日 東京 玉川高島屋 5階
3月26日~29日 百万遍知恩寺瑞林院 襖絵一般公開