彼女は幸せな家庭にあこがれていて
自分もそういう結婚をしたいと思っている・・・
にも関わらず、
何度も難しい恋愛ばかりしてしまうのです。
最近でも、妻子ある上司が好きになり自分を責めるばかりでした。
この恋はあきらめて
でもせめて嫌われないように、
仕事を頑張るのですが、
なぜかへまばかりし、
怒られます。
そのたびに彼女は思いました。
やっぱり私は幸せになれないんだ。
私の気持ちはわかってもらえないんだ。
私は愛されない存在なんだ。
そんな毎日が嫌になり、
会社に行くのが辛くなり
ふと、彼女はお母さんに電話をしました。
「お母さんの声が聞きたくて、電話したの」
そう言って泣く彼女に
お母さんは、あれやこれや聞くでなく
ただ「泣きな」と言いました。
彼女はそれがとても嬉しくて、
何も言わなくても、気持ちをわかってもらえたことや
お母さんからの愛を感じたそうです。
思えば、お母さんにこんなふうに甘えたのは、はじめてのことです。
小さいときは、両親がけんかばかりしていて
一緒に暮らしていたおじいちゃんやおばあちゃんは、お父さんと仲が悪く
手をつなぎたいとき、
話を聞いてほしいとき、
一番頼りたい人がそばにいなかったので
彼女はずっと我慢していたのです。
少し落ち着いたしらゆきさんは、
「私って小さいときどんな子だった?」とお母さんに聞きました。
すると、お母さんはこう答えました。
「あなたは放っておけない子だったわよ。
しっかり者に見えて、案外そうでもないので
目が離せないのよね」
え!?
ということは、
私のことずっと見ていてくれたの!?
愛されてたんだ!!
しばらくして、UMIの同期生から、
「しらゆきちゃんってしっかり者キャラじゃなくて、
愛されキャラだよね」って言われて、
え?そーなの!?
私って愛されてるの?
と、またびっくり。
と、今度は同僚からは
「上司って、しらゆきさんに対して厳しいよね。いつも心配してるのよ」
と、知らないうちに、みんなが気にかけてくれていたことを知りました。
そのうえFBで、
「『あなたはいつも、ぎりぎりで間に合うかなぁと思っても、結果、うまく事が進むよね』と言われました。(間に合うように、早めにやるのがベストですが…笑)」
と自虐気味につぶやくと
みんなから
・プラス貯金の達人だね
・守られてる感があるね
・なんだかんだ言っても上手くいく才能だ
・「ギリギリガール」ではなく、「ラッキーガール」じゃん
・どうやってもうまくいく才能だよ
などと言われ、超嬉しくなりました。
彼女は、自分がどれだけ愛されていたか
そのうえ、とっくの昔から幸せだったことを知り
自信を取り戻しました。
彼女は、UMIを今月卒業します。
わかってもらえ「ない」
愛してもらえ「ない」
価値が「ない」
も卒業です。
あれほど「ない」と思い、求め続けていた愛を
すでにもらい続けていたのですから
彼女が次にすることは恩返しです。
彼女が幸せに生きることが、恩返しになります。
しらゆきちゃん、幸せに生きてね^^
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