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Channel: 手相で見つける私の人生の歩き方|國本ヒロミ
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”生活を支えてくれている人たち-第2回「愛でいけるやん」お話会で感じたこと”

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こんにちは、國本ひろみです。
 
トラックの車体に、子どもの絵が描かれているのを

見たことがありませんか?


 
こういうのを見たら

まあかわいい^^と笑顔になり、

わざわざ煽ったりしませんよね。

実際にこのトラックの事故は、ゼロになったそうです!


このトラックを考案したのには、

大阪府高槻市にある、宮田運輸という運送会社です。
 
すばらしい取り組みだと思って感動したのが、

実は今から4~5年前のことです。

それが、
 
宮田運輸さんのその話が映画になったことを知り、
 
監督さんとのお話会があるというので、
 
参加してきました。
 
 
監督の中務貴史(なかつかさたかし)さんは若干27歳!!

矩子さんは、「今の27歳って神ってるのよ。」って紹介されました。
 
この年代の人は欲がないんだそうです。
 

 

「やりたい事がない」という事は、
自我の欲が低い、つまり、霊性が高いということ。
自分に何がやってきても、拒絶せず受けられるってこと。

それは、『自分の真ん中が空っぽだから出来ること』

なんですよね。


これ、自分の中に、自我ががっちり詰まっていて、
自分軸が確立している人にはとても難しい事なんです。

自分の好き嫌いや快・不快、もしくは損得などの基準で、

「何をするのか、何をしたくないのか」を

判断してきた私たち世代には
「やりたい事がない」は、本当に驚きの価値感です。

守田矩子さんブログより)

 

 
自分の真ん中が空っぽの人の話は、

大きかった!
 
そして温かかった!
 
 
中務監督は、あるとき、

行き詰っている自分を開放しようと、
 
誘われて千葉に行かれました。

そこは、瓦が壊れてて、屋根のない家などが目立つ

日本一高齢者が住むというところでした。

都心は近いので、食べ物も、ブルーシートも、ロープなどの
 
物資はそろっています。
 
 
そこで、何が欲しいのか、何を困ってるか、
直接聞いて回ったそうです。
 
すると、

お金が欲しいという人は誰もいなくて、

「とび職を呼んでほしい」と切望されるんですね。
 
 
だけど、とび職さんがいないんです。
 
なぜいないのか?
 
 
とび職さんは、工務店の下請けです。
 
その工務店は、市役所から仕事をもらっていました。
 
しかし近年、市役所は、大手の方が安いからと言って、
 
工務店に仕事を回しませんでした。
 
すると、とび職さんは、仕事が激減しました。
 
 
そういう経緯があるので、
 
いまになって泣きつかれても、知らんというらしいのです。
 
それを知った中務監督は、
 
「助けて欲しい人がいるのに、助けないって
 
仕事に対する誇りはどこへ行ったんだ」と
 
思ったそうです。
 
と、同時に
 
宮田運輸で働くドライバーさんたちのことを思い出されました。
 
 
自分の意識の中に、

とび職や、トラック運転手や、道路工事をしている
 
いわゆる下請け仕事の肉体労働の人達のことを

荒くれ者というレッテルを張って見ていないか?
 
自分との間に壁を作っていないか?
 
 
そんなものを見つけ、

ショックを受けて涙したんだそうです。
 
 
実は、こういった人が、
 
見えないところで命を張って
 
日頃の自分達の生活を支えてくれているんです。

 
しかし、そういった誇りを持たずに
 
すさんだ気持ちでいると事故も起こす確率も、当然上がります。
 
それではいけない!
 
 
それぞれが自分に誇りをもって生きていける世界を、
 
1億2千万人が活躍できる世界を作りたい!
 
 
そんな思いで、映画が完成しました。
 

 
『愛でいけるやん』
 
単に宮田運輸さんの、起死回生物語かと思ってたら
 
ぜんぜん違うようです!
 
中務監督は、いま、

障がいのある人達とも関わって、

農業や食に関しての活動や映画も撮っていらっしゃいます。
 
 
「陽の目の当たるところと、
当たらないところを逆にしたら うまくいくんじゃないか?」
 
そう言われたのが、とても印象的でした。
 
 
中務監督の奥さんは17歳も年上だそうです。

岩崎靖子さん。

へえ!と驚き、そのお名前に見覚えあると思ったら

「僕のうしろに道はできる」の監督さんでした!

 
もともと『愛でいけるやん』は、

奥さんが監督をされていたそうで、

途中で中務監督に変わった。
 
最終的に二人が作った作品になり、
 
男と女が関わったことで、
 
ほんとうに、調和が生まれたそうです。
 
 
だからね、
 
この映画は、見て終わりではなく、

そのあと、自分にも何かできるんじゃないかと

仲間と一緒に何かを作りあげていくような、

ここから、何かが始まる映画なんですって!

 
私がかつて心を動かされたものの延長線上に
 
「我」を飛び越え
 
「大きな世界」が広がっていました!

 
「我」を幸せにすることが、第一条件に変わりはないけれど
 
その「我」=「世界」と、自動的に考えられる27歳。

うちの子どもは24歳。

見ているところが違う、世界観が違う。

葛藤したのはそのせいでもあったのかもしれないと思ったら、

いろいろ合点がいきます。
 
そして、世界平和を加速させる新人類(←という言い方が古い(笑))の考え方にふれ、
 
私たち旧型も、アップデートするときなんだなと、

感じました。
 
 
11月の上映会を楽しみにしています!

よかったら、ぜひ!!
 
 
 
 
 

 

 

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