●情熱的なお姫様の手相見ました。
こんにちは、國本ひろみです。
奈良県の野迫川村に伝わる「鶴姫伝説」というのがあります。
およそ800年前のことです。
壇ノ浦の戦いに敗れた平家の一族は、あちらこちらに逃げ隠れしていました。
「一人ものがすな」という幕府の命令をうけ、九州を任されたのが、有名な那須与一の弟、那須大八郎でした。
大八郎は、つつましやかに暮らす平家の人々を殺めることはできず、それどころか平家一門の鶴姫と恋に落ちました。
しばらくは幸せに暮らしていたのですが、やがて、大八郎は和歌山の熊野に左遷されます。
泣く泣く別れた鶴姫は、大八郎に会いたくて会いたくて決死の覚悟で出かけたのでした。
しかし宮崎県椎葉から、和歌山県熊野まではあまりにも遠かった!
苦労の末、奈良の吉野の野迫川村のあたりにたどりつきましたが、大八郎にも会えぬまま、あと一歩のところで息絶えたでした・・・。
※ ※ ※ ※
鶴姫さま、可哀そうにねー。
道ならぬ恋に落ち、愛と根性で会いにいったけど、残念だったね・・・。
さて、鶴姫さま、手相を見せて頂けますか?
思ったことが顔に出ちゃいます。
「好き」って顔に書いてあります。
積極的にガンガン行くタイプなので、険しい道のりも会いにいきましたよね。
残念な結果になってしまいましたが、鶴姫さまのこの情熱はその後800年も言い伝えられているんですよ。
それでね、あなたの石碑のすぐ近くで、私の友人が今度、青空食堂を始めたんです。
ええ、彼女もやっぱり情熱的でね、千葉から奈良まで通ってるんですよ!!
野迫川村は雲海も見れる素晴らしいところなので、自転車愛好家には有名な場所だとか。
鶴姫さまも自転車乗ればよかったのにねー。
青空食堂の名は、「昭和食堂」。
ただいま、野迫川村を絶対に盛り上げるぞプロジェクトも立ち上がり、頑張っています。
鶴姫さまもどうぞ応援してね!!
サイクリストが集う奈良の秘境「野迫川村」に憩いの青空食堂を!
完全オーダーメイド、自分だけの人生設計図が書かれてある「手相」は、自分の強みを活かした生き方が見つかります。 神戸はもちろん、大阪、東京、名古屋、徳島、広島、熊本、沖縄、仙台、札幌ほか、海外からもご依頼を頂いています。