●生命線に寄り添うのは、きっと大好きな・・・!
こんにちは、國本ひろみです。
今週の火曜日は、誕生日でした。
中1の娘がケーキを焼いてくれて、なんと幸せな日でした^^
小さな町のはずれに、「life ライフ」というお店がありました。
店といっても、誰かが働いているわけでも、何かを売っているわけでもありません。
お客さんは、必要なものや気に行ったものがあれば、持って帰ります。
そのかわり、自分が使わなくなったものや、誰かに使ってもらいたいものをおいていくのです。
つまり、リユースシステムのお店です。
ある日、おじいさんを亡くしたおばあさんが、花の種をもってきました。
悲しみのあまり、花を育てる気にもならなかったからです。
代わりに、おじいさんとの思い出を飾る、写真立てを持って帰りました。
次に、少年が絵本を抱えて「life ライフ」に入ってきました。
本の裏には、今までその本をたいせつに読んだ子ども達の名前が書いてありました。
もう大きくなった少年は、その絵本を棚に置くと、代わりに花の種を持って帰りました。
次に入ってきたのは、ベビーカーを押した夫婦。
お父さんが、その絵本を手に取ると、一番上に自分の名前を見つけました。
お母さんは、絵本と花の種を気に入り、その代わりに、ペアのカップをお店の棚に置きました。
「家族用のカップのセットを使うようになりました。二人の時間も幸せでしたが、今はもっと幸せです」というカードを添えて。
次に入ってきたのは新婚さん。ペアカップと花の種を気に入り、代わりにレターセットを置きました。
「わたしたちは、これからずっと、いつでも話すことができるようになりました」というカードを添えて。
春になって、おばあさんが再び「life ライフ」にきてみると、まるでお花畑のようなのに、驚きました!
おじいさんの種を育てた人たちが、きれいに花を咲かせて、お店に持ってきてくれていたのです!
こうしておばあさんは、みんなの手を借りて、再びおじいさんのお花に会え、おじいさんにも会えた気持ちになりました。
※ ※ ※ ※
素敵なお店ですね!
お客さんは、必要なものや気に行ったものがあれば、持って帰って、そのかわり、自分が使わなくなったものや、誰かに使ってもらいたいものをおいていく。
モノが人をつなぎ、人生の一コマを彩ります。
そうして、おじいさんのお花の種は、たくさんの人の心を豊かにしました。
お花の種をもってきたおばあさん、手相を見せてもらってもいいですか?
はい、ありがとうございます。
おじいさんが亡くなって、寂しいことでしたね。
でも、おじいさんは、今もずっと、おばあさんと一緒ですよ。
ほら、この生命線横の細い線が見えますか?
あ、ルーペをお貸しましょう^^
生命線に寄り添うこの線は、おばあさんを見守ってくれているおじいさんだと思います。
ほら、ずっと一緒です^^
「人は(生かされながら)生きている」
おばあさんの人生、まだまだやることがいっぱいありそうです!
完全オーダーメイド、自分だけの人生設計図が書かれてある「手相」は、自分の強みを活かした生き方が見つかります。 神戸はもちろん、大阪、東京、名古屋、徳島、広島、熊本、沖縄、仙台、札幌ほか、海外からもご依頼を頂いています。