今日は敬老の日ですね。
「老人力」という言葉を、語るのにふさわしい日です。
こちらの本もベストセラーとなりました。
「老人力」とは、「老人力がついてきた」というふうに、プラス思考へ転換する逆転の発想のことです。
「まだまだ若いものには負けませんよ」など、「まだまだ」で始まる老人の頑張る力とは、違います。
たとえば、若いときは、ついつい力んでしまって、力づくでなんとかしようとします。
しかし、「力を抜いたほうが良い」と、百も承知なのになかなかできないのが、「老人力」がついてくると自然体で力を抜くことができるのです。
そんなプラス思考の考え方が、「老人力」です。
福岡の精神科の先生が、このようなコラムも書いておられます。
近年の研究で、肯定的な向老意識(老化を前向きに考える姿勢)が、実際に認知機能の低下を抑える(認知症になりにくくする)とする報告が続々と出されています。
老化に対して、明るいイメージを持っている人は、そうでない人に比べて認知症を発症する可能性が低くなるのです。
また、意識して老化を明るくとらえることで、元々楽観的でない人も認知機能の低下を抑えられるとの報告もあります。
さらには、ポジティブな気持ちや生活態度・習慣を維持することで寿命そのものが伸びるとする研究もなされています。
「老人力」って、素晴らしいではないですか!
以前、80代の婦人会の会長さんが、こんなことをおっしゃっていたのを思い出しました。
「スーパーのレジで並んでいるとき、割り込みされてもね、「どうぞお先に」って思うわ。
私、そんなことでいちいち怒らないの。」
人をゆるせるのも、「老人力」の特徴の一つでしょう。
関連記事→【手相】寝ると忘れるタイプは、手放し力があり、許せる人
長く生きてきて、人から傷つけられたり、人を傷つけてきた人が、「老人力」を身に着けることで、ますます幸せになるように思います。
ということは、まだ老人というには早い人も、このスキルを早めに身に着けると、人と争わず幸せになれそうですね。
「老人力」という概念をもっていると、働き方も自ずと変わってきます。
なぜなら、人と競い合うことより、自分の今できることで、人に喜んでもらうことを考えるので、肩の力が抜けた無理をしない幸せな働き方ができるからです。
自分のビジネスを、さらに人を喜ばすために伸ばしていきたい方はぜひ、ビジネス合宿にご参加くださいね。
お目にかかれるのを楽しみにしています!
10/19~20 伊勢起業合宿