●ゆうれいに育てられた赤ちゃんの手相
こんにちは。
だんだんと暑くなってきましたね。
夏休みになると、私はいつも図書館で小学生向けの「こわ~いお話会」っていうのをしています。
怪談話って、実はなかなか深いのが多いです。
飴やのとうべえさんのところに、真夜中に1文銭を持って、飴玉をひとつ買いに来る若い女の人がいました。
女が毎晩毎晩やってくるので、不思議に思ったとうべえさんが、後をつけてみました。
すると、女は墓場のところで姿を消し、どこからか赤ちゃんの声が・・・!
実は、女の人はゆうれいだったのです。
お腹が大きいまま亡くなった女の人は、お墓の中で赤ちゃんを産みました。
ゆうれいになったお母さんは、棺桶に入れられていた冥土の旅費の六文銭を使って飴を買い、産まれたばかりの赤ちゃんを育てていたのでした。
見つかった赤ちゃんは、のちに菩提寺に引き取られて高徳の名僧になったということです。
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さて、今日は、生まれたての赤ちゃんの手相です。
お母さんが命がけで、いや命を落としても守った命です。
さて・・・・!
太く、濃い生命線に、ひらがなの「て」に見えるマスカケ線。
世のため、人のために活躍するお助け十字。
手のひら上部が広い人は、心も広い人。
奇跡的につながった命です。
生まれながらにして、周りに大きな影響を与える人ですが、まず言えることは、この赤ちゃんは、みんなを笑顔にできる才能があるということです。
この子に関わった人、みんなが笑顔になり、幸せ気分になれるでしょう^^
そうそう、とうべいさんの飴はあれから450年経ちますが、まだお店はありますよ。
この間、食べたけど美味しかったです。
なんだか心が広くなって、笑顔になれる味でした^^
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ゆうれいに育てられた赤ちゃんの手相。
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