Quantcast
Channel: 手相で見つける私の人生の歩き方|國本ヒロミ
Viewing all articles
Browse latest Browse all 1920

大人の反抗期を30年かかってやっと終えられました

$
0
0
「30年間の反抗期をやっと終えられました」と、UMIマスターコース受講生Ⅰさんが言いました。

Ⅰさんは45歳の独身女性で、職場のコミュニケーションに悩み、「自分の気持ちがなかなか相手に伝わらない」「わかってもらえない」と思ってUMIを受講されましたが、本当にわかって欲しい相手は、職場の人よりも「お母さん」だということに気づきました。

「どうせわかってくれないに決まっている」と拗ね続けた30年を、Ⅰさんは「30年間の反抗期」と言いました。

Ⅰさんは、UMIに入った当初「なんか場違いなところに来ちゃったな」と思ったそうです。
 
なぜなら、Ⅰさんは職場の人間関係のことやキャリアアップのことの質問をしましたが、他の人は子どもを持つお母さんが多く、子育ての悩み相談をしていたので、ジャンルが違うなあと思ったからです。

独身だし、子どものいないⅠさんにとって、子育ての悩みはピンと来ず、なんとなく聞いていたのですが、そのうちに、自分は「子どもの立場」でしか物事が見えていなかったのが、「お母さんの立場」というのが見えてきました。


Ⅰさんは、小学生までは妹や弟の面倒をよく見るとても素直ないい子でしたが、中学生になると激しい反抗期に突入しお母さんを「クソババア!」呼ばわりするようになりました。


Ⅰさんのお母さんは「なんでこうなってしまったんだろう」?と悩み、心理カウンセリングを学び、どんどん自由に、どんどん幸せに、どんどん楽しくなっていき、しまいには心理カウンセラーになったそうです。

 

ところが、Ⅰさんは気に入りません。


「はあ!?なんなん?アタシを踏み台にしといて、カウンセラー!?人の悩みを聞いて金儲け!?」と思っていたそうです。


その娘が「はあ!?」のまま大きくなって45歳になり、人間関係に悩みUMIに勉強に来たのです。

 

いろんなお母さんが、子どもの悩み相談する様子を聞いているうちに「私のお母さんもこうやって真剣に私のことを考えてくれていたんだ」と気づき、次第に心が癒されていったそうです。


そうして30年にも渡る長い長い反抗期は、幕を閉じました。

 

反抗期を終えたⅠさん45歳、無事に成長期に入りました。



「わかってくれない」と相手に求めるだけではなく、相手の側に立って、わかろうとすることで見えてくるものがあります。


これは職場のコミュニケーションでもまったく同じで、Ⅰさんも「相手の側に立って」ということを頭では十分に理解しているし、行動もしていたはずなのに、うまくかなかった理由は、根っこの部分で「私のことはどうせわかってもらえない」と思い込んでいたからです。

 

人とのコミュニケーションが上手くいかずに悩んでいる人は、根っこの部分の「自分の心のあり方」を見直すことで、格段に改善します。

 

努力すればするほど上手くいかないのは、「やり方」のせいではなく「あり方」のせいです。

 

「あり方」に気づかせてくれるのは、母親かもしれないし、父親かもしれないし、恋人かもしれません。

大人になっても親に反発してしまう、親に対して素直になれないなら、あなたもまだ反抗期が続いているのかもしれません。

人と分かり合えるコミュニケーションで、人といい関係を築きたい方、UMIでお待ちしています。

関連記事→「私は母親に嫌われたくないと思ってたんです‼︎」トラウマの原因は母親にありました

 

 

 


Viewing all articles
Browse latest Browse all 1920

Trending Articles