子育て中のお母さんを勇気づける
こんな詩があります。
今日、
わたしはお皿を洗わなかった
ベッドはぐちゃぐちゃ
浸けといたおむつはだんだんくさくなってきた
きのうこぼした食べかすが、床の上からわたしを見ている
窓ガラスはよごれすぎてアートみたい
雨が降るまでこのままだとおもう
人に見られたらなんていわれるか
ひどいねえとか、だらしないとか
今日一日、何をしてたの？ とか
わたしは、この子が眠るまで、おっぱいをやっていた
わたしは、この子が泣きやむまで、ずっとだっこしていた
わたしは、この子とかくれんぼした。
わたしは、この子のためにおもちゃを鳴らした、それはきゅうっと鳴った
わたしは、ぶらんこをゆすり、歌をうたった
わたしは、この子に、していいこととわるいことを教えた
ほんとにいったい一日何をしていたのかな
たいしたことはしなかったね、
たぶん、それはほんと
でもこう考えれば、いいんじゃない？
今日一日、わたしは
澄んだ目をした、髪のふわふわな、
この子のために
すごく大切なことをしていたんだって
そしてもし、
そっちのほうがほんとなら、
わたしはちゃーんとやったわけだ
『今日』
これは、ニュージーランドの子育て支援施設に貼ってあった
作者不明の詩です。
伊藤 比呂美さん 翻訳で
「今日」というタイトルで出版されています。
私は、子育て真っ最中のときにこれを読んだとき
国は違っても、時代が違っても
お母さんはみんな一緒なんだと思い、
『ほんとにいったい一日何をしていたのかな
たいしたことはしなかったね、たぶん』
に共感し、本当に疲れ切っていました。
だからそのあとの
こんなふうに考えたらいいんじゃない？
『この子のために
すごく大切なことをしていたんだって』
があまり入って来ませんでした。
ここがキモなのに。
お母さんのことを肯定している詩なのに、
前半のできていない自分を責めている部分で
ずっと立ち止まっていたんですね。
わたしはこう見えて(笑)
非常に真面目です。
こうしなければならないと、
なぜか自分を追い詰めた子育てをしていたことが
振り返るとよくわかります。
もっと、気楽に
もっと、中庸で
もっと、客観的な視点が持てていたら
違った子育てができただろうなと、
思います。
しかし、私の子育てが変わったのは
著名な先生が書かれた育児書でもなく
あることがきっかけになったのでした。
それが「手相」です。
「手相」が私の子育てを変えました！！
我が子の手のひらに、この子の本質、この子の未来を見つけたのでした。
続く・・・
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