怒りは第2感情と言われます。
ないがしろにされたと思ったから。
ぜんっぜんそういう理由じゃないんだけど、
普段から自分は「ないがしろにされる」と思い込む傾向にあると、そんなところで紐づけちゃうんですね。
だけど、第1感情の言語化なんて、ほとんどするヒマなく
瞬間的に怒る人の手相
それが、中学のときに1度だけ口ごたえしたそうです。
自分を守るために怒る人の手相
もう一つは、思春期の子どもをもつお母さんの話。
中学2年生の男の子がいる友人が、
「反抗期に手を焼いていて困っている」
と言いました。
旦那さんは単身赴任。
週末だけ帰って来られるそうで、
お父さんがいたら、息子くんは大人しいらしい。
いないと言いたい放題、お母さんに暴言吐いてバトるそうです。
それを聞いて、思春期あるある、順調に成長にしてるなと思いましたが、
お母さんにしてみたら、たまったもんじゃないですね。
この間も、家でテニスの素振りをしていて、
やめなさいと言ってもやめず、
お洒落な照明器具を割ってしまったそうです!
そのときは「もう怒る気力もなかった。。。」とお母さん。
うちの子は、ひとっつも喋らなかったので
タイプがまるで違いますが
子どもと上手くコミュニケーションが取れなかった点が同じです。
きっとお母さんは、寂しいんだろうなと思いました。
私がそうでした。
ただ普通に「おはよう」って言うだけでも
我が子なのに、なんとなく顔色をうかがってしまう。
学校の先生から
「お母さんもおうちでみてあげてくださいね」と言われ、
責められているように感じる。
長いため息はでるけど、
呼吸がずっと浅い感じ。
これってどうしたらいいんだろうと、
「やり方」を探したけれど
なかなか見つかりませんでした。
山ほど本を読んだり、
誰に相談しても、
納得のいく答えはみつからないし
しまいには精神科の先生に
大人しくなる薬を、ご飯に混ぜて内緒で飲ませなさいと言われました。
そこで
やっと気づきました。
この子をコントロールすることはできない。
本人でさえ、
自分をコントロールできずに苦しんでいるわけです。
押さえつけると余計に反発するだけなのです。
なんとかしようと思えば思うほどこじれるだけなのです。
だから、子どもをなんとかしようと思わない。
しんどいんだね、つらいんだね、混乱しているんだね
と、気持ちをわかろうとしてあげるだけでいいと思います。
と同時に
お母さんが自分の気持ちをわかろうとする。
寂しいんだね、悲しいんだね、混乱しているんだね。
「怒っている人は、混乱している人」
というのも知っておくと、
少しは気持ちがラクになるかな。
混乱しちゃう人の手相は、感情線が複雑。
ある意味、自分を守るためでもあるのですから。