こんにちは、國本弘美です。
「他人と境界線を引く」って、
勝手にしたらいいじゃん
もうアンタとは関係ないよ、
この件に関してはワシャ知らんよ、
と、ただ冷たい態度を取るのとは少し違います。
いや、ぜんぜん違います。
「他人と境界線を引く」って、
相手を尊重し、
相手を尊重し、
相手の力を信じてまかせるっていうこと。
共感できなくても、尊重ができればいい。
だって価値観が違うだけなのですから。
たとえば、熱狂的なタイガースファンを見て、
野球にあんまり興味なくても、
「ああ大好きなんだね^^」
野球にあんまり興味なくても、
「ああ大好きなんだね^^」
と思えたらいいということ。
たとえば、わが子や後輩など育てていこうとしたら
可哀想だな、大丈夫かな、助けてあげようかな
って思って、必要以上に手を貸すことは
その人の成長を奪うことになるのです。
奪われる方は、とっても心地悪くなるので
子どもの場合だと、
①やめてーー!!と暴れて・・・ヤンキー
②奪われないように心を閉じて・・・不登校
③奪われていると感じたくなく意識を凍らせ・・・いい子ちゃん
大きくわけてこんなコースをたどります。
なぜ、私がこう言い切れるかといえば、
私が、境界線を引けていない人だったからです。
うちの子は②タイプ。
奪われてはなるまいと、閉じてしまいました。
私は、それをこじ開けようと必死になり、
途中から境界線を引こうとしました。
しかし、やり方が違った。
勝手にしたらいいじゃん
もうおかーちゃんは知らんよ!
それはただ拗ねているだけ、脅してるだけ。
しかも、効力なし。
そうじゃないんです。
「他人と境界線を引く」って、
相手を尊重し、
相手を尊重し、
相手の力を信じてまかせるっていうこと。
「他人と境界線を引く」って、
「愛」なのです。
そして覚悟を決めて、まかせた息子は!?
8年間誰とも喋らず、5年間引きこもっていたのが
一人暮しをするようになりました。
仕事も自分で見つけて、
今では、接客業をしています。
あの喋らなかった子がですよ!
自分の人生は、自分の足で歩くもの。
境界線が引けていないと
他者の道まではみ出て、邪魔してしまう。
いま考えると、ほんと恐ろしい・・・。
「他人と境界線を引く」って、
相手を尊重すること。
相手の力を信じてまかせるっていうこと。
「他人と境界線を引く」って、
「愛」なのです。
【関連記事】