●生まれ持った良い気質は、必ず花開く日がきます
こんにちは。絵本de手相セラピストの國本ひろみです^^
手相の左は運命を、右は運勢をあらわします。
- 王子さまの耳はロバの耳 (おはなしのたからばこ 13)/フェリシモ
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王子さまの耳がロバの耳と知ったものは、王様によって牢屋行きです。
王子さまはその耳に大きなコンプレックスを持ち、笑われるたびに傷つき、いつもその耳を隠していました。
が、そのうちに、大きな川の岸辺に生える、アシが、風がふくたびにこんな音を立てました。
・・・王子さまの耳はロバの耳・・・・
それだけは、トップシークレットのはずなのに!!
実は、王子さまの髪を散髪した床屋が、黙っていられなくなって、アシ原に穴を掘って、それに向かってしゃべっていたのでした。
穴はきちんとふさぎましたが、そこに成長したアシが、風がふくたびに、
・・・王子さまの耳はロバの耳・・・・
とささやくのです。
おかげで、国中のうわさとなりました。
人に喋らず、地面に穴を掘って喋るのを思いついたのは、床屋の娘です。
娘は、王子さまのことを笑うどころか、「優しく、かしこく、ひとの言葉をしっかり聞ける方」と敬いました。
王子さまは、そんな娘を好きになり、耳を隠すのもやめました。
そして二人は、その後結婚をし、国を平和におさめました。
※ ※ ※ ※
「王子さまの耳がロバの耳」だということは、変わりがありません。
ただその事実に対して、牢屋行きになった人、牢屋行きを命じた人、しゃべりたくて身体を壊しそうになった人と、いろんな人が現れました。
王子さまも、心傷つく日々を過ごしましたが、すべては、この見た目より、心を見ようとした娘に会うためだったのかもしれません。
生まれ持った良い気質は、必ず花開く日がきます。
良いものを持っていることを、忘れてしまったり、邪魔に思うこともあるけれど、それでもやっぱり、花開くのです。
王子さまの手相を、見てみましょう^^
感情線の下向き支線は、人の痛みがわかる人。
丸い弧を描く、長い頭脳線は、物事をよく考え、ハートで捉える人。
そして、パートナーと手を携え、国を立派におさめていく財運線もありますね^^
めでたしめでたし^^
フェリシモしあわせの学校では、絵本のリクエストにもお応えしてます^^