Quantcast
Channel: 手相で見つける私の人生の歩き方|國本ヒロミ
Viewing all articles
Browse latest Browse all 1920

子どもの心 親知らず。 いえ、「手相」ならわかりますよ。

$
0
0

こんにちは、國本ひろみです。  
 
 
子どもって、そこ!?ってとこに命かけるんです!

たとえば・・・

 

 

舞台は高度成長期、町工場の家がひしめく東京の下町。

主人公の少年は、“いちごのショートケーキ”を見に、毎日のように町のお菓子屋さんに足を運んでいた。
 
買うのではなく、ただ見るだけの日々。
 
ケーキ屋のおばさんは不思議に思いながらも、そんな少年を見守りつづけていた。

ある日、なけなしのお小遣いを握りしめ、少年は満を持して念願のいちごのショートケーキを買いに行く。
 
それは、だいじな人を守るための、少年の一途な想いと決意にあった……。 (冨山房HPより
ーーーーーーー

少年は、毎日ケーキ屋さんに行って、ケースの中のいちごのショートケーキをね、ただじーーっと見て帰るんです。
 
昭和40年代の東京の下町では、いちごがのったショートケーキはまだまだめずらしく、上等品です。
 
お店のおばさんは思いました。
 
「あの子、そんなにケーキを見るのが好きなのかしら?」
 
「それとも、食べたいけど、買ってもらえないのかしら?」
 
「お父さんやお母さんはどうしているのかしら?」
 
IMG_1247.jpg
 
少年が通い出して2週間ほどたったある日、
 
おばさんは、冷えたカルピスとお店には出せないショートケーキの切り落としをあげました。
 
すると少年は、カルピスだけ飲んで、お店を出て行ったのです。
 
「どうしたことでしょう?」
 
おばさんは、余計なことをしたんじゃないか、傷つけたんじゃないかと落ち着かない気持ちになりました。
 
きっとね、
 
私も同じようなことすると思います。
 
毎日毎日、ただケーキを見に来るだけの少年に、何がしたいんだろう?
 
その目的がわからないので、こちら側が想像して、よかれと思うことをしてあげたくなります。

で、的外れなことして勝手に落ち込んだり、場合によっては怒ったり、ね(-_-;)
 
さて、この少年がなぜ毎日ケーキを見に行ったかというと・・・
ケーキがなくなったら困るので、毎日見張りに行ってたのです。

ええ!?毎日作ってるって知らなかったのーー!?

でも、なんでそこまで一生懸命になってるの?
 
お父さんの「やくどし」の誕生日に、お兄ちゃんとお金を貯めていちごのショートケーキをプレゼントしようと決めたから。
 
「やくどし」って何か知ってるの?
 
お兄ちゃんの友達のお父さんが、「やくどし」の誕生日の年は、病気やケガをしやすいって教えてくれたから。
 
もうすぐ、お父さんは病気になるかもしれない・・・
 
仕事中に大けがをしてしまうかもしれない・・・
 
だから、お父さんが苦しまないように、なんとかしたい!

悪いことをおっぱらうために、いちごのショートケーキに42本のローソクを立ててお祝いしたいから!!
 
なのですーーー!!
 
ま、いっかいこの絵本読んでみてください。

 

 

こんな一途な思いを、子どもはもってるんです。

私達もそうだったよね!

常識とか、他人がどうのとか、正しいとか、あってるとか、
 
そういうんじゃないんです。

大好きな大好きなお父さんのために、
 
「やくどし」をおっぱらいたいんです!!
 
一途な少年の手相は、きっとこういうの。
 
 
感情線が、人差し指と中指の間まで伸びています。
 
子どもの心、親知らず。
 
いえ、「手相」ならわかりますよ。

子どもの「そこ!?」がわかる「子ども手相メール鑑定書」
 
子どもの心に寄り添うための「子ども手相メール鑑定書」
 
 
 
お役に立てたら幸いです^^お申込みはコチラ。締め切りは2/27(火)です。
 
 
 
手相から強み発掘、カウンセリングでブロック解消します。

【家族がわかる!家族鑑定】
お一人様 または、ご家族皆さんの手相をみます。
 

【UMIマスターコース】

次回8期の募集は5月末、開講は7月です。


Viewing all articles
Browse latest Browse all 1920

Trending Articles